胡蝶蘭の植え替え

胡蝶蘭の植替え | 鉢に張り付いた根の綺麗な剥がし方

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胡蝶蘭の鉢に張り付いた根の綺麗な剥がし方

訪問者の方から以下のような質問を頂きました。

植え替えを検討していますが、鉢を取り巻くように緑の根が5~6本も張り付いています。
はがして植え替えると、いたんでしまいそうで心配しています。
ニュージーランド産水苔を使用し、2株が一つの鉢に入っています。
初年度から5年程そのままの状態で育ち、毎年花を咲かせてくれていましたが、いよいよ植え替えを始めて試みようかと思っています。
ご指導くださいませ。

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植替えのときに、根が傷むことについてのご心配よくわかります。

ですが、対策は、わりに簡単です。

植替え前に根に水をたっぷり吸わせる。

これが答えです。

蘭の根は、乾燥に耐えるために、水分が供給されるところにくっつこうとします。

素焼きの鉢などに植わっていれば鉢自体が
水分を保つ機能と、
通気性をよくして乾かす機能が両方あるため

胡蝶蘭をはじめ、多くの蘭の根がしっかりくっついてしまいます。

根は、水分を吸収しようとくっつくので、

逆にしっかり水を吸うと剥がれ易くなります。

ですので、植替え前にたっぷり水をやって、根もしっかり湿らせてから作業を始めてください。

乾いたまま植え替えをしようとすると、根の表面が鉢のほうにくっついて裂けてしまいます。

また、胡蝶蘭の根は湿っているほうが折れにくいです。

乾いているとコケに巻いたときなどにも、ポキポキ折れてしまいます。

いずれにしても、植替えをすると少なからず根は傷が付きますので、
出来れば、植替えが終わったらすぐに殺菌剤を鉢の中に注ぐように潅注してやると腐りの確率を大きく下げることが出来ます。

植替え時に使える殺菌剤は、バクテリアを抑えるっものでしたらなんでもいいのですが、スターナ、キノンドなどがDIYや地方ならJAなどで一般に手に入りやすいと思います。

ニュージーランド産のコケをお使いになるようですので、よほど根が傷みにくいとは思いますが、大切な株でしたらその方法をおすすめいたします。
殺菌剤の倍率は指定倍率より少し薄めでかまいません。

植替え後は、根の傷口が完全に癒えるまで2週間程度かかりますので、
その間、地下部が完全に濡れてしまうような水遣りを控えてください。

葉の表面が濡れたり、コケの表面が湿ったりする程度のいわゆる「葉水」程度にしてください。

殺菌剤を使った場合は、そこまで待たなくても、地下部や傷口が一度しっかり乾けば、少しづつ水をやり始めてかまいません。

それまでの間は、あまり強い日のが当たって乾きすぎるような場所は避けてください。

これからもその胡蝶蘭がたくさん花を咲かせられるといいですね。

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